しかし、この寄生虫は人間だけでなく、犬にも住み着くのです。このため、特に、子犬の駆虫はしっかりと行い、定期的な検便も心がけたいものです。
一口に寄生虫と言っても、2つのタイプがあります。犬の体の外部に寄生する外部寄生虫と、犬の体の内部に寄生する内部寄生虫です。
外部寄生虫は、いわゆるノミやダニの類いで、犬の被毛や皮膚に住み着き、血液を吸ったりして生きていますが、内部寄生虫は消化管や血管などに住み着き、時には、虫やその痕跡がウンチと一緒に出てきたり、肛門周辺に見られたりします。
外部寄生虫に寄生されると、出血、脱毛、皮膚が厚くなる、ただれるなどの症状が見られたり、激しい痒みのために首を振ったり、眠れなくなるなど、日頃から注意していれば気が付きますので、薬浴や抗生物質の投与などで駆虫することが可能です。
内部寄生虫は、食欲不振、貧血、下痢、血便、嘔吐、貧血といった症状が出ます。動物病院での検便で虫卵を確認の後、駆虫薬を投与するなどして治療を行います。
中には、人間にうつる寄生虫もありますので早期発見、早期治療が大切です。犬のウンチはなるべく早く始末しましょう。定期的な検便で予防することも大切です。予防と衛生管理で寄生虫感染を防ぎましょう。
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