スギ花粉症に対する治療は、スギ花粉の本格飛散が始まる3ヶ月以上前から治療を開始するのが効果的なため、6月から11月に治療を開始するのが望ましいです。
投与方法は、スギ花粉を含むエキス液(シダトレン)を舌下に滴下し、約2分間保持した後に飲み込みます。
最初の2週間は、投与量を増やしていき、3週目からは、同量の薬を毎日舌下投与します。
1回目の舌下投与は医療機関で行いますが、それ以降は、毎日、自宅で行い、これを、3~5年間続けることになります。
その効果は、1年目よりも2年目、2年目よりも3年目以降で効果が高くなることから、3~5年間続けることが望ましいと言われております。
その効果は、完全に治る根治率は10~20%程度、とても改善が20~30%、改善が20~30%で、70~80%に効果が認められております。
治療が適用できるのは、12歳からですが、スギ花粉症で、特異的スギIgE抗体クラス3以上が必須です。
ただし、重症の気管支喘息や65歳以上の高齢者、妊娠・授乳中、12歳未満の小児、悪性腫瘍治療中の喘息を患っている人は行うことが出来ません。
【花粉症・アレルギー】でお悩みの方はコチラ